第11回「応用糖質科学ワークショップ」

第11回「応用糖質科学ワークショップ」
−多糖類の構造・物性の解析と食品機能開発−

 澱粉をはじめとした多糖類の機能は、分散・増粘・ゲル化などの物理的機能から、食物繊維・ビフィズス菌増殖作用などに代表される生理的機能にいたるまで多様であり、それらは食品の開発に重要です。今回は、特に、多糖類の機能性をいかに食品に生かすかということをテーマとして、多糖類の構造・物性の解析の方法と機能性評価の実際という観点から、専門の先生方に講演をお願いいたしました。
 このワークショップは、多糖類の構造と物性の解析の方法を学びたい方、多糖類の機能を利用した食品の研究開発を計画されている方を対象にしております。また、ワークショップの場が共同研究・開発先を探しておられる方々の出会いの場となり、これをきっかけに新しい機能を持つ食品の開発につながることを期待しております。

対 象 主として企業・研究機関に所属し、「多糖類の構造・物性の解析と食品機能開発」について履修を希望する研究者。会員、非会員を問いません。ワークショップ参加後の新入会は会費(正会員6,000円)が1年間免除されます。
日 程 平成20年5月22日(木),23日(金)
会 場  静岡市東部勤労者福祉センター 清水テルサ
 (〒424-0823 静岡市清水区島崎町223, 054-355-3111)
見学先  株式会社J-オイルミルズ 静岡工場
 (〒424‐0824 静岡市清水区新港町2, 054-351-2733)
定 員 30名
会 費 30,000円(懇親会、昼食代を含む)
(会費振込先は受講申込書を受領後にご連絡します)
申込締切 平成20年5月12日(月)
申込先

申込書(PDF 9KB,MS-Word 16KB)にご記入の上,郵送またはファックスで下記宛,お申込み下さい。
株式会社毎日学術フォーラム内 日本応用糖質科学会事務局
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋 1−1−1 パレスサイドビル2F
Tel 03-6267-4550 Fax 03-6267-4555
担当者 服部元紀

企 画

大阪府立大学大学院生命環境科学研究科 北村 進一
塩水港精糖(株)糖質研究所 藤田 孝輝

問合せ先

北村 進一
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
Tel 072-254-9457 Fax 072-254-9458
E-mail:skita@bioinfo.osakafu-u.ac.jp

藤田 孝輝
塩水港精糖(株)糖質研究所
Tel 045-780-1922 Fax 045-780-1920
E-mail:fujita@ensuiko.co.jp

後藤 勝
(株)J−オイルミルズ スターチ研究所
Tel 045-852-4014 Fax 045-852-6357
E-mail:masaru.goto@j-oil.com

交通アクセス: 清水駅改札口を右方向へ進み、東口歩行者デッキを 終点まで進む。約150m先、市営清水駅東口立体駐車場・駐輪場を通過後右折。
左手が清水テルサ。(清水駅改札口から約5分)
静岡市東部勤労者福祉センター 清水テルサ 周辺図
日程
第1日目 5月22日
  13:00〜13:20 受付
  13:25〜13:30 「はじめに」
日本応用糖質科学会会長 竹田 靖史
13:30〜15:00 「デンプンの構造と物性」
 福山大学生命工学部 井ノ内 直良
(休憩)
15:10〜16:40 「多糖類の物性と食品加工」
 東京農業大学応用生物科学部 阿久澤 さゆり
17:30〜19:30 懇親会
 
第2日目 5月23日
9:00〜10:30 「多糖類の物性と嚥下」
 大阪市立大学大学院生活科学研究科 西成勝好
(休憩)
10:40〜12:10 「可溶性食物繊維の機能」
 畿央大学健康科学部 辻啓介
(休憩)
13:10〜14:40 「デンプンの加工と新規食品素材の開発」
 (株)J−オイルミルズ スターチ研究所 後藤 勝
14:50〜15:15 総合討論
 
15:20〜16:20 工場見学