澱粉構造・機能研究部会

澱粉構造・機能研究部会について

【設立趣旨】
澱粉構造と機能との関係を解明し、その知見を食品素材開発や食品加工流通技術開発等に繋げるため、必要な活動を行う。具体的には、研究情報交換、技術調査、話題提供等を行うことで、産学官における澱粉生合成研究、澱粉・澱粉系素材利用研究、加工・調理研究、新機能素材開発研究等の推進加速及び連携強化を図る。(平成29年12月19日承認。)

【研究部会長】
花城勲先生(鹿児島大)(令和6年9月~)

【研究部会事務局】
吉田洋則(昭和産業)(令和6年9月~)

【研究部会員の登録方法】
日本応用糖質科学会の会員であれば、どなたでも無料で登録可能です。
入会案内:http://jsag.jp/nyukai/(まだ学会会員でない方は、先に入会してください。)
学会への入会手続き後に、事務局への連絡用メールアドレス StarchSFRG@ml.affrc.go.jp まで、本研究部会への登録希望、御名前、御所属及びメールアドレスをご連絡ください(個人として登録します。)。

【活動成果の取り扱いについて】
当該研究部会は、応用糖質科学分野の課題・問題点等を議論し、それをオープンソースとして産業界含めた関連研究者へ提示する事を目的とします。本議論中、参加個人・団体が有する秘密情報については、それぞれの自己責任として管理をお願いする事になります。
本研究部会での活動の結果、新規な知財権が発生する可能性は否定しませんが、その場合は基本、事務局による調整の下、取り扱いについて別途協議とさせて頂く事、ご了解お願い申し上げます。

【研究部会内に2つのタスクフォースを立ち上げました。構成員を募集中です。】
令和元年7月8日付で、「酵素研究タスクフォース」及び「構造解析タスクフォース」を立ち上げました。研究部会員を対象として、それぞれの構成員を募集しています。一次〆切りを同年8月末日としています。上記の事務局への連絡用メールアドレス( StarchSFRG@ml.affrc.go.jp )に希望タスクフォース名を記載してご連絡ください。

酵素研究タスクフォース
【趣旨】基礎・応用分野における澱粉関連酵素研究の重点領域を洗い出し、ブレイクスルー創出の可能性を見出す。
具体的には、
1)澱粉・澱粉関連糖質を対象とした産業用酵素
2)澱粉生合成酵素/生分解酵素
3)生物界における澱粉関連酵素の多様性(構造・機能)
4)澱粉分析・評価用酵素
5)澱粉消化酵素
において、タスクフォース(TF)メンバーの一部によりチームを構成して情報収集・調査を行いTF内で討議した上で内容を取り纏める。得られる情報は、TF内で共有する。公開可能な情報については、部会員内、学会員内、一般へ活動概要として公開する。
【TF世話人】
北岡本光(新潟大学、代表)
五十嵐圭日子(東京大学)
奥山正幸(北海道大学)
殿塚隆史(東京農工大学)
伏信進矢(東京大学)
【TF事務局】
徳安 健(農研機構)
本多裕司(石川県立大学)
構造解析タスクフォース
【趣旨】澱粉構造解析技術の高度化に向けた問題点及び解決策を見出すことで、育種目標の高度化、新素材の設計・開発、食品の高付加価値化等のためのブレイクスルー創出の可能性拡大に繋げる。
具体的には、
1)化学構造・高分子構造解析
2)結晶・非晶超分子構造解析
3)相互作用の構造解析・評価
4)製品特性評価のための澱粉構造解析
5)その他
において、タスクフォース(TF)メンバーの一部によりチームを構成して情報収集・調査を行いTF内で討議した上で内容を取り纏める。
【TF世話人】
花城 勲(鹿児島大学、代表)
井ノ内直良(福山大学)
北村進一(大阪府立大学)
本多裕司(石川県立大学)
【TF事務局】
徳安 健(農研機構)
松木順子(農研機構)

【研究部会に係る主な活動】(令和元年7月9日更新)
平成29年12月19日 本学会企画委員会による指導の下、澱粉構造・機能研究部会承認。
平成30年1月15日 研究部会長、事務局信任。
平成30年6月15日 メーリングリスト開設。
 使用目的例:事務局からの連絡・募集、メンバーからの講演会案内・紹介、緊急対応すべき技術的課題に関する問題提起、研究者参画を募るべき活動、国際学会の案内等。
平成30年9月9日 キックオフ会議開催(秋田拠点センターアルヴェ)
 (11名の先生方によるご研究紹介、活動内容(案)の紹介、討論により構成、参加者72名)
平成30年10月30日 第一期活動方針の決定
 (1.部会内タスクフォース立ち上げ、2.ML・HPを通じた活動、3.研究部会集会開催、4.技術開発・新産業創出に向けた外部との連携強化)
平成30年10月30日~11月29日 タスクフォースの設立に関する要望募集
平成31年3月13日時点で会員数107名(産業界35名、大学・国公立研究機関72名)
令和元年7月8日 「酵素研究タスクフォース」及び「構造解析タスクフォース」の設立についてメーリングリストを通じて案内。構成員募集。
令和元年9月10日 活動状況報告・次年度計画設計会議開催予定(岐阜大学サテライトキャンパス)