シンポジウム
「多糖の未来フォーラム」は、日本化学会(糖鎖化学研究会)が呼びかけて、日本応用糖質科学会、セルロース学会、日本キチン・キトサン学会、シクロデキストリン学会が結集するとともに、関連諸学会・団体のご協力も得て、平成18 年(2006年)に発足して以来、多糖を通じて我が国の学術と産業の強力な推進を図るとともに、関連分野の相互の交流を活発化し、多糖の重要性と魅力を現代社会に広く訴える活動を行ってきました。
この度、第15回フォーラムを九州大学にて、開催することになりました。多糖の未来フォーラムに相応しい多糖研究者にご講演いただき、多岐にわたる多糖分野をさらに発展させるべく、多糖の面白さを分かりやすくアピールするとともに、人類の豊かな生存を実現できる「大いなる多糖の可能性」について、討論を深めていきたいと考えています。
日時 |
2021年11 月12 日(金)13:00〜18:00
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会場 |
九州大学 西新プラザ(〒814 0002 福岡市早良区西新 2 丁目 16 番 23 号)
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主催 |
糖鎖化学研究会、日本応用糖質科学会、セルロース学会、日本キチン・キトサン学会、シクロデキストリン学会
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学術集会開催助成金 |
水谷糖質科学振興財団、京都大学生存圏研究
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内容 |
13:00~13:10 |
開会の辞 |
13:10~13:50 |
平良 東紀 (琉球大学)
「真菌細胞壁多糖分解酵素を基盤とした抗真菌システムの構築」 |
13:50~14:30 |
西村 裕志 (京都大学)
「多糖とリグニンをつなぐ結び目構造の解析と利活用展開」 |
14:30~15:10 |
橋本 渉 (京都大学)
「ペクチンを標的とする細菌の分子機構」 |
15:30~16:10 |
田中 浩士 (東京工業大学)
「多糖をわかるために有機合成化学者としてやってきたこと。-βグルカン、マンナンおよびポリシアル酸の精密化学合成とその先-」 |
16:10~16:50 |
巽 大輔 (九州大学)
「水中カウンターコリジョン法を用いたセルロースⅡ結晶をもつナノセルロースの調製」 |
16:50~17:30 |
伊藤 耕三 (東京大学)
「シクロデキストリンを利用した超分子材料」 |
17:30~17:40 |
閉会の辞 |
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参加費 |
講演会参加費:無料
現地開催とWeb開催を併用したハイブリッド開催を予定。
事前参加申し込みをして頂いた方にURLをお知らせいたします。 |
参加要項 |
事前参加申し込み方法:多糖の未来フォーラム事務局
tatou_mirai@chem-eng.kyushu-u.ac.jpへ「①氏名、②所属、③メールアドレス」をご連絡ください。(締切11月4日(木)) |
ポスター |
第15回多糖の未来フォーラム2021ポスター |